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日本空港ビル、爆買い沈静化で純利益25.3%減 16年4-6月期

 羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)の2016年4-6月期連結決算は、純利益が前年同期比25.3%減の18億1600万円だった。訪日外国人による「爆買い需要」が沈静化傾向にあることから減少した。

16年4-6月期純利益が25%減少した日本空港ビルデング=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 売上高は488億9600万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は17億2400万円(40.7%減)、経常利益は26億9400万円(24.0%減)の増収減益となった。

 羽田の国内線旅客は前年同期をわずかに上回った。免税店などを運営する羽田国際線ターミナルや成田空港、関西空港などの国際線旅客が訪日外国人が増加。2016年上期(1-6月)で初となる1000万人超えを達成し、過去最高の1171万人を記録している。

 セグメント別では、家賃収入など施設管理運営業は、