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ボーイング、737 MAXデモ飛行動画 操縦特性の良さPR

 ボーイングは現地時間7月26日、737 MAXのデモンストレーション飛行の動画を、米オシュコシュで25日から開催されている航空ショー「EAA AirVenture Oshkosh」で公開した。

ファンボロー航空ショーで展示飛行する737 MAX=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 動画は米モーゼスレイクで撮影。ボーイングのテストパイロットらは、11日から英国で開催されたファンボロー航空ショーでデモ飛行を練習した。動画では、737 MAXの操縦特性や短距離離陸能力、高い旋回特性をアピールしている。

 737の発展型で新型エンジンを採用した737 MAXは、4機種で構成。標準型は1月29日に初飛行した737 MAX 8(2クラス162席)で、737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(1クラス200席)、胴体がもっとも短い737 MAX 7(2クラス138席)、胴体がもっとも長い737 MAX 9(2クラス178席)がある。

 このうち737 MAX 7は、ファンボロー航空ショーで設計変更を発表。胴体を伸ばして座席数を従来より2クラス構成時で12席増やし、航続距離や最大離陸重量なども見直した。

関連リンク
Stunning! Boeing’s 737 MAX on Flying Display [1](YouTube)
EAA AirVenture Oshkosh9 [2]
Boeing [3]
ボーイング・ジャパン [4]

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