霞が関で飛行機の操縦体験　ANAの航空教室も

　子供たちに政府の施策を知ってもらう「子ども霞が関見学デー」の一貫として、国土交通省では7月27日、フライトシミュレーターの体験コーナーが設けられた。

　「知ってる？空のお仕事」と題し、全日本空輸（ANA/NH）と日本航空機操縦士協会（JAPA）が、省内の一画にコーナーを開設。ANAのパイロットや客室乗務員（CA）、整備士が小学生向けの航空教室を開催し、空の仕事を紹介した。

　フライトシミュレーターはJAPAが用意し、会場では整理券が配られた。ANAとJAPAのパイロットが教官役を務め、子供たちが飛行機の操縦を体験。子供たちには顔写真入りの「ライセンス」をプレゼントした。また、パイロットやCAの制服を着用して記念写真を撮るコーナーも設けられた。

　教官役を務めたANAの副操縦士、谷口涼さんは「うまい、うまい」と褒めながら教えていた。操縦体験した子供は「難しかった」と話した。

　子ども霞が関見学デーは小中学生や幼児を対象にしたイベントで、国交省のほか、文部科学省や外務省、法務省など26の省庁や機関が参加した。当日の霞が関は職員のほか、多くの親子連れでにぎわった。

　28日も午前10時から午後4時まで、同様のイベントが開かれる。

関連リンク
「子ども霞が関見学デー」国土交通省見学プログラム ^[1]
日本航空機操縦士協会 ^[2]
全日本空輸 ^[3]

・「操縦室で一番使わないボタンは？」JAL、霞が関見学デーで航空教室 ^[4]（16年7月28日）
・パイロットになりたい若者集まれ　国交省、「空の仕事」ポータルサイト ^[5]（15年12月22日）
・霞が関でフライトシミュレーター体験　国交省が子供見学デー ^[6]（15年7月29日）