- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

IATAの16年5月旅客実績、全世界の利用率78.7% 国内線米国85.9%、日本65.4%

 IATA(国際航空運送協会)の2016年5月世界旅客輸送実績は、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比4.6%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は5.5%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.6ポイント低下し78.7%だった。

16年5月の世界旅客輸送実績(IATAの資料からAviation Wire作成)

16年5月の国際線と国内線合計の利用率は78.7%=16年1月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 調査対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの各地域。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが6.6%、ASKが6.9%それぞれ増加。L/Fは0.1ポイント低下の76.9%だった。

 L/Fは