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ボーイング、BBJ MAX 8を2機受注 北米・アジアから

 ボーイングは、737 MAX 8のビジネスジェット仕様「BBJ MAX 8」を2機受注した。現地時間7月11日から17日まで、ロンドン近郊で開催されたファンボロー航空ショーで発表した。

BBJ MAX 8のイメージイラスト(ボーイング提供)

 北米とアジアの匿名顧客から、1機ずつを受注した。

 BBJ MAXは、737 MAXをベースにしたビジネスジェット機で、2014年4月に737 MAX 8を母体とするBBJ MAX 8が、2015年6月に737 MAX 9がベースのBBJ MAX 9がローンチした。初号機の引き渡しは、2018年を予定している。エンジンは、CFMインターナショナル製の新型エンジン「LEAP-1B」を搭載し、737-800と比べて燃費が14%以上改善する見込み。

 今回の受注により、BBJ MAXの総受注数は12機となった。内訳はBBJ MAX 8が11機、BBJ MAX 9が1機。

 BBJシリーズはこのほかに、737-700など737NG(次世代737)をベースとしたBBJ、787のビジネスジェット仕様のBBJ 787、777がベースのBBJ 777、747-8を基にしたBBJ 747-8がある。

 737 MAXファミリーは、737 MAX 8(最大1クラス189席)と、LCC向けに同機の座席数を200席に増やした737 MAX 200、胴体がもっとも短い737 MAX 7(同149席)、最長の737 MAX 9(同220席)の計4機種。737 MAX 8の初号機引き渡しは、2017年上期を計画している。

 737 MAX 8は2016年1月、初飛行に成功した。6月末現在、3218機を受注している。

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