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お腹いっぱいの「ガラランチ」? マレーシア航空のビジネスクラスに乗ってみた

 4月からエアバスA330-300型機に、新しいビジネスクラスを導入したマレーシア航空(MAS/MH)。現在はオセアニア行きを中心に投入している。6月からは成田路線にも一部導入し、7月から本格導入する。

 新ビジネスは席数を従来よりも9席減らし、フルフラットシートを採用。利用者の快適性向上を狙う。

 私(記者)は6月の週末、クアラルンプール行きでビジネスクラスを利用する機会があった。新ビジネスではなく従来のビジネスクラスだが、食事などのサービス面を中心にリポートする。結論から言うと、飛行中は常に満腹な7時間だった。

— 記事の概要 —
・ほぼ満員で日本人7割
・おいしかった手焼きのサテ
・機内食はすべてハラル
・機内ではラマダン関係なし
・機内Wi-Fiは17年めどに

ほぼ満員で日本人7割

マレーシア航空のビジネスクラスシート=16年6月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 私が利用したのは、成田発クアラルンプール行きMH89便。午前10時30分に出発し、現地には午後4時45分に到着する。使用機材はエアバスA330-300型機で、計283席。このうち、ビジネスは36席を設定している。7月から本格導入するビジネスは、27席を設定する。

 利用した当日は日曜日で、