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JAL、副操縦士逮捕で欠航 公務執行妨害で小松便

 日本航空(JAL/JL、9201)は6月28日、副操縦士の巽(たつみ)創一容疑者(42)が公務執行妨害の疑いで逮捕され、乗務予定だった小松午前7時35分発の羽田行きJL182便(ボーイング737-800型機、登録番号JA316J、予約数81人)が欠航したと発表した。

副操縦士が逮捕され小松便が欠航したJAL=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALによると、巽容疑者は27日に乗務を終え、金沢市内のホテルに宿泊。同じスケジュールの機長と共に市内の飲食店で飲酒後、ホテル前で機長を暴行した。

 午後10時15分ごろ、通報を受けて現場に駆けつけた警察官から職務質問を受けた際、警察官を平手で殴り、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。巽容疑者は石川県警金沢中警察署に留置され、28日のJL182便に乗務できなくなった。同便を予約していた乗客は、後続の小松午前8時55分発のJL184便や他社便に振り替えた。

 JALは、「心より深くお詫び申し上げます。社員が逮捕されたことは大変遺憾であり、お客さまをはじめ皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。事実関係を調べた上で、厳正に対処いたします」とコメントした。

 巽容疑者は1997年入社で、6月現在の総飛行時間は約7500時間。

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日本航空 [1]

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【お知らせ】
副操縦士の氏名と入社年度、総飛行時間を追記しました。(16年6月28日 12:38 JST)