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JAL、沖縄のグラハン会社7月設立 傘下3社経営統合

 日本航空(JAL/JL、9201)は5月30日、那覇空港でグランドハンドリング(地上支援)を請け負う新会社「JALスカイエアポート沖縄」を設立すると発表した。7月1日に傘下の3社を経営統合し、沖縄地区のサービスと人材、機動性の「空港総合力」を高める。JALが国内の基幹空港で空港総合ハンドリング会社を設立するのは初めて。

新グラハン会社「JALスカイエアポート沖縄」を設立するJALグループ=16年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 沖縄エアポートサービス(本社・那覇市)とJALスカイ那覇(本社・那覇市)、JTAサザンスカイサービス(本社・石垣市)の3社を統合し、離島と那覇空港間の連携強化を狙う。那覇空港では近年、外国の航空会社の乗り入れが急増し、拡大が見込まれる。これらの航空各社からの地上支援業務への要請にも対応できる体制も構築する。

 新会社は