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大韓航空機のエンジン出火が1位 先週の注目記事16年5月22日-28日

 5月22日から28日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、大韓航空(KAL/KE)が羽田空港の滑走路上で起こしたエンジン火災の記事でした。

羽田空港のC滑走路で出火し左エンジンに放水を受ける大韓航空の777=16年5月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 5月27日午後0時38分ごろ、羽田空港のC滑走路(RWY34R)で離陸滑走を始めた大韓航空のソウル(金浦)行きKE2708便(ボーイング777-300、登録番号HL7534)の左エンジンから出火。乗客乗員は全員脱出しましたが、C滑走路は約6時間閉鎖されました。2時間後にはC滑走路以外の運用は再開となったものの、27日は航空各社の約400便が欠航し、7万人以上に影響が出ました。

 エンジン破損箇所のクローズアップ写真は、5位の滑走路から移動時の記事 [1]をご覧ください。

 気になるのは、大韓航空本社や日本での対応です。普段のプレスリリースなどの案内も重要ですが、事件事故を報じるメディアへの対応が果たしてこのままで大丈夫かと、人ごとながら心配になりました。弊紙は無料のPR媒体ではないと言いたいです。

 第2位は、全日本空輸(ANA/NH)の