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セブパシフィック、米LCCにA319売却 計10機

 セブパシフィック航空(CEB/5J)は、自社が保有するエアバスA319型機を、米LCCのアレジアント航空(AAY/G4)に売却する。アレジアント航空への引き渡しは、2017年から開始する。

アレジアント航空にA319を売却するセブパシフィック航空(写真はA320)=16年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 セブパシフィック航空は現在、A319(156席)を7機保有。このうちの4機を売却する。同社では機材更新で、中距離路線用にA321neoを30機、国内線用にATR72-600型を16機導入する。

 セブパシフィック航空の保有機材数は計57機。A319のほかA320(180席)を36機、A330-300(436席)を6機、ATR72-500(76席)を8機導入している。

 セブパシフィック航空は2015年2月、保有するA319をアレジアント航空に6機売却で合意。アレジアント航空は現在までに3機を受領し、2016年末までに残り3機も受領する。今回の売却分を含め、2018年までに10機を導入する予定で、受領後は17機のA319のほか、A320を16機運航する。

 アレジアント航空はラスベガスやタンパ、オーランドなどを拠点に、米国内の各都市に運航している。

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