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エジプト航空、パリ発便消息絶つ 地中海東部で

 現地時間5月19日(日本時間同日)、エジプト航空(MSR/MS)のパリ発カイロ行きMS804便(エアバスA320型機、登録番号SU-GCC)がエジプト空域で消息を絶った。同便には幼児2人を含む乗客56人、乗員10人(運航乗務員3人、客室乗務員7人)の計66人が搭乗していた。

パリ発カイロ行きエジプト航空MS804便の経路(Aviation Wire作成)

 18日のMS804便は午後11時9分(日本時間19日午前6時9分)、カイロに向けパリを出発。その後、カイロ時間19日午前2時45分(同日午前9時45分)に消息を絶った。高度は3万7000フィート(約1万1300メートル)で、エジプト空域に入ってから10マイル(約16キロ)の地点だった。英BBCによると、消息を絶ったのは地中海東部だったという。

 運航スケジュールによると、MS804便は18日午後10時45分(19日午前5時45分)にパリを出発し、カイロには19日午前3時5分(同日午前10時5分)に到着する予定だった。

 エジプト航空によると、当該機は2003年に製造。総飛行時間は6275時間だった。機長の飛行時間は6275時間で、うちA320では2101時間を飛行していた。副操縦士の飛行時間は2766時間だった。

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