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JAL、15年度の国際線利用率78.8% 利用率でANA上回る

 日本航空(JAL/JL、9201)の2015年度通期の利用実績によると、国際線は旅客数が前年度比3.7%増の808万676人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は1.3%増の483億2726万7000座席キロ、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は5.4%増の380億6912万7000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.1ポイント上昇し78.8%だった。

 国内線は旅客数が1.8%増の3211万4322人、ASKは1.1%減の358億6912万6000座席キロ、RPKは1.5%増の243億4197万2000人キロ、L/Fは1.8ポイント上昇し67.9%となった。

 全日本空輸(ANA/NH)の2015年度実績と比べると、旅客数とASK、RPKは国際・国内線ともにANAがJALを上回ったが、L/Fは国際・国内線ともJALが上回った。

—JALとANAの数値—
国際線
・旅客数:808万676人(3.7%増)< 816万7951人(13.5%増)
・ASK:483億2726万7000座席キロ(1.3%増)< 547億1053万8000座席キロ(10.9%増)
・RPK:380億6912万7000人キロ(5.4%増)< 406億3517万3000人キロ(14.3%増)
・L/F:78.8%(3.1ポイント上昇)> 74.3%(2.3ポイント上昇)
*旅客数とASK、RPKはANAがJALを上回った。

国内線
・旅客数:3211万4322人(1.8%増)< 3842万9874人(2.4%減)
・ASK:358億6912万6000座席キロ(1.1%減)< 541億4117万6000座席キロ(2.1%減)
・RPK:243億4197万2000人キロ(1.5%増)< 347億1669万1000人キロ(1.3%減)
・搭乗率:67.9%(1.8ポイント上昇)> 64.1%(0.5ポイント上昇)
*旅客数とASK、RPKはANAがJALを上回った。

—記事の概要—
15年度
3月単月

*ANAの15年度実績はこちら [1]

15年度

15年度の利用率が国際線78.8%、国内線67.9%だったJAL=15年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは