ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）が3月31日に発表した2016年2月の利用実績によると、国際線旅客数は前年同月比16.5％増の68万3716人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は20.1％増の45億8123万座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は20.8％増の32億7370万8000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は0.5ポイント上昇し71.5％だった。
16年2月の利用率が国際線71.5％、国内線63.0％だったANA＝15年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が前年同月比2.1％減の286万3241人、ASKは1.2％減の41億15万3000座席キロ、RPKは2.0％減の25億8374万7000旅客キロ、搭乗率は0.5ポイント低下し63.0％となった。ASKとRPKは4カ月連続で前年を下回った。
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国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは