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中国国際航空、北京-札幌など3路線増便 上海-成田はA330に大型化

 中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)は3月27日からの夏ダイヤで、日本発着路線を増便する。北京-札幌線など3路線が対象で、中国からの訪日需要増加に対応する。また、上海-成田線の機材を大型化し、観光とビジネス双方の輸送力を強化する。

夏ダイヤから日本路線を増便する中国国際航空=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 増便するのは北京-札幌線のほか、北京-那覇線、杭州-茨城線の3路線。札幌便と茨城便は週1往復ずつ、那覇便は週2往復を増便する。

 札幌便は2015年冬ダイヤまで、火曜と木曜、土曜、日曜の週4往復を運航。夏ダイヤからは金曜を増便し、週5往復を運航する。増便分のCA169便は北京を午後0時25分に出発し、札幌には午後5時15分に到着する。折り返しのCA170便は札幌を午後6時15分に出発し、北京には午後9時30分に到着する。

 金曜以外の週4往復は同便名で運航するが、発着時間が異なる。CA169便は北京を午前8時に出発し、札幌には午後0時50分に到着する。折り返しのCA170便は午後1時50分に出発し、北京着は午後5時5分。ボーイング737-800型機(159席:ファースト12席、エコノミー147席)で運航する。

 那覇便は2015年冬ダイヤまで、水曜と土曜の週2往復を運航。夏ダイヤでは木曜と日曜を増便し、週4往復を運航する。運航スケジュールは各曜日共通。CA831便は北京を午前8時20分に出発し、那覇には午後0時30分に到着する。折り返しのCA832便は那覇を午後1時30分に出発し、北京には午後4時15分に到着する。運航機材は737-800。

 茨城便は2015年冬ダイヤで土曜と日曜の週2往復を運航。夏ダイヤからは木曜を増便し、週3往復で運航する。運航スケジュールは各曜日共通。CA755便は杭州を午後1時に出発し、茨城には午後5時に到着する。折り返しのCA756便は茨城を午後6時に出発し、杭州には午後9時15分に到着する。エアバスA319型機(128席:ファースト8席、エコノミー120席)で運航する。

 上海-成田線は機材を大型化。A321(177席:ファースト16席、エコノミー161席)をA330-200(237席:ビジネス30席、エコノミー207席)に変更する。

 中国国際航空は現在、羽田と成田、関西、札幌、仙台、広島、中部(セントレア)、福岡、那覇、函館、茨城の11空港に乗り入れている。

運航スケジュール
北京-札幌
CA169 北京(08:00)→札幌(12:50)運航日:火木土日
CA169 北京(12:25)→札幌(17:15)運航日:金
CA170 札幌(13:50)→北京(17:05)運航日:火木土日
CA170 札幌(18:15)→北京(21:30)運航日:金
*金曜発が増便分

北京-那覇
CA831 北京(08:20)→那覇(12:30)運航日:水木土日
CA832 那覇(13:30)→北京(16:15)運航日:水木土日
*木曜と日曜発が増便分

杭州-茨城
CA755 杭州(13:00)→茨城(17:00)運航日:木土日
CA756 茨城(18:00)→杭州(21:15)運航日:木土日

上海-成田
CA919 上海(14:15)→成田(18:00)運航日:毎日
CA920 成田(19:30)→上海(22:10)運航日:毎日
*運航機材をA321からA330-200に変更

関連リンク
中国国際航空 [1]

中国国際航空、茨城へ就航 中国客が8割 [2](16年1月31日)