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ANAのシステム障害が復旧 顧客DBの同期トラブル 7万人影響、146便欠航

 全日本空輸(ANA/NH)は、3月22日午前8時20分ごろ発生した国内線予約システム「エイブル」の障害について、午後8時10分ごろ復旧したことを明らかにした。この影響で、22日はANAの国内線だけで146便が欠航し、約1万8200人に影響が出た。遅延便も391便にのぼり、約5万3700人に影響が及んだ。

 羽田空港では、多くの人が搭乗手続きや手荷物を預けるため、チェックインカウンター前に列を作っていた。マイレージ上級会員向けの専用保安検査場も、多くの人が並んでいた。

他社にも波及

羽田空港第2ターミナルでANAのカウンターに並ぶ乗客=16年3月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同じシステムを使用するスターフライヤー(SFJ/7G、9206)とエア・ドゥ(ADO/HD)、ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)、アイベックスエアラインズ(IBX/FW)も影響を受け、ANAと同じトラブルが発生。欠航や遅延が生じた。4社はANAとコードシェア(共同運航)も実施している。

 22日はスターフライヤーでは