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エア・ヨーロッパ、787-8スペイン初受領 リース導入

 ボーイングは現地時間3月15日、スペインのエア・ヨーロッパ(AEA/UX)に787-8型機の同社向け初号機(登録番号EC-MIG)を引き渡したと発表した。SMBCアビエーションキャピタルからのリースで導入する。スペインの航空会社が787を導入するのは初めて。

エア・ヨーロッパ向け初号機の787-8(ボーイング提供)

 機体は米サウスカロライナ州のノースチャールストン工場を出発し、16日にマドリードに到着する予定。

 エア・ヨーロッパとSMBCアビエーションキャピタルは787-8について、5機の導入で合意。エア・ヨーロッパが購入後、SMBCアビエーションキャピタルに一旦売却してリース契約を結ぶ「セール・アンド・リースバック」で運用する。2機目を6月、3機目を8月に受領予定で、12月に残り2機も受領する見込み。

 エア・ヨーロッパは737-800を20機、エアバスA330-200型機を12機、A330-300を5機、エンブラエル195型機(E195)を11機保有。787は合計で22機を発注し、長距離路線用の機材更新を進める。内訳は787-8が8機、787-9が14機。

関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
Air Europa [3]
SMBC Aviation Capital [4]

ボーイング、787-9を14機受注 エア・ヨーロッパから [5](15年1月16日)