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全日空、ピーチ競合3路線は旅客減・利用率増 12年7月利用実績

 全日本空輸(ANA)が9月11日に発表した利用実績によると、7月の国際線は旅客数が前年同月比11.6%増の56万5594人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.2ポイント増の76.8%だった。国内線は旅客数が5.0%増の326万6711人、L/Fは0.7ポイント減の58.6%となった。また、ANAが出資する低コスト航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(APJ)と競合する3路線は、いずれも旅客数は減少したが提供座席数の抑制によりL/Fは増加した。

7月の利用実績でピーチ競合3路線は旅客数は減少したが利用率が増加した全日空=12年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線でL/Fがもっとも高かった方面は、