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IATAの16年1月旅客実績、全世界の利用率78.8% 国内線米国81.0%、日本64.7%

 IATA(国際航空運送協会)の2016年1月世界旅客輸送実績は、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比7.1%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は5.6%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.1ポイント上昇し78.8%だった。

2016年1月の世界旅客輸送実績(IATAの資料からAviation Wire作成)

2016年1月の国際線と国内線合計の利用率は78.8%=16年1月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 調査対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの各地域。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが10.4%、ASKが7.9%それぞれ増加。L/Fは1.7ポイント上昇の78.5%だった。

 L/Fは