ひな祭りのきょう3月3日、日本航空(JAL/JL、9201)は2009年に始まり今年で8回目を迎えた「ひなまつりフライト」を、羽田発小松行きJL185便で行った。機長を含む、すべての運航業務を女性が担当するもので、乗客156人と乗員6人を乗せたボーイング737-800型機(登録番号JA318J)は午前9時33分に羽田を出発し、午前10時37分に小松へ到着した。
搭乗口前では、客室乗務員やグランドスタッフ、整備士らがひなあられと手書きメッセージカードを乗客に配布し、搭乗後はイベントを企画したメンバーが中心となり、横断幕で見送った。
今回のフライトでは、機長と副操縦士、客室乗務員、グランドスタッフ、ラウンジ、整備士、機内食搭載、給油、オペレーションと、運航にかかわる全職種を女性スタッフ約20人が担当。また、整備記録に出発時のサインをする整備士の社内資格「ライン確認主任者」も女性の有資格者が務めた。2011年にも女性が務めたことがあったが、この時は機長が男性だった。
JALグループのパイロット2500人のうち、女性は16人。今回は藤明里(あり)機長と田村明子副操縦士が担当した。藤さんは「年に一度のひなまつりフライトなので、お客様に楽しんでいただきたい」と、抱負を述べた。
ライン確認主任者を務めたJALエンジニアリング運航点検整備部の鈴木麻理絵整備士は、「昨年