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ANAHD、長峯氏が常務昇格 16年4月1日付役員人事

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)は2月23日、組織改編と役員体制の変更を発表した。4月1日付で、スカイマーク(SKY/BC)の再生計画やエアバスA380型機導入に携わるグループ経営戦略室長の長峯豊之・取締役執行役員が、常務に昇格する。

常務に昇格する長峯氏=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 組織改編では、コーポレートコミュニケーション室に「コーポレートコミュニケーション推進部」を新設。グループ広報部管下の「コーポレートコミュニケーション推進チーム」とグループ総務・CSR部管下の「CSR推進チーム」の機能を移管する。また、グループ総務・CSR部を「グループ総務部」に名称を変更する。機能を統合することで企業ブランド向上を狙う。

 「空港・施設企画部」のうち、空港戦略機能をANAの企画室企画部に移管。名称を「施設企画部」に変更し、グループ内の空港施設戦略の責任体制を明確にする。

 長峯氏以外の役員体制では、取締役執行役員の平子裕志氏の担当業務に施設企画部を追加する。上席執行役員には、ANA上席執行役員の高田直人氏が新任。執行役員の菅原貴与志氏が上席執行役員に昇格する。

 4月1日付の役員体制は下記の通り(役職、担当業務、氏名の順で敬称略、括弧内は前職。監査役は氏名のみ)。

*ANAの役員人事はこちら [1]