IATA(国際航空運送協会)の2015年12月世界旅客輸送実績は、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比5.4%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は5.3%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.1ポイント上昇し78.8%だった。
調査対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの各地域。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが7.4%、ASKが6.6%それぞれ増加。L/Fは0.4ポイント上昇の77.8%だった。
L/Fは北米と中東以外で前年を上回った。欧州が