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ソラシド、「日本のひなた宮崎号」就航 県と”スポーツの聖地”PR

 ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)は2月1日、特別塗装機「日本のひなた宮崎号」(ボーイング737-800型機、登録番号JA809X)を就航させた。ソラシドの本社のある宮崎県を、約1年間ピーアールする。

「日本のひなた宮崎号」とソラシドの客室乗務員、宮崎県のゆるキャラ「みやざき犬」=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 ソラシドは地域振興の機体活用プロジェクト「空恋-空で街と恋をする-」で、機体側面に九州や沖縄の自治体名を描き、機体を通じて自治体をPR。第1号は12年10月18日に就航した宮崎県・綾町の「綾ユネスコ・エコパーク号」だった。

 プロジェクトは今回の機体で16機目となり、宮崎県内では8機目。県のキャッチコピー「日本のひなた宮崎県」を全国にピーアールするとともに、「スポーツランドみやざき」としての魅力を発信していく。

 宮崎県は冬でも温暖なことから、2月から3月にかけてプロ野球やサッカーなどのキャンプが開かれている。

 ソラシドの髙橋洋社長は、「寒い冬のシーズンから、宮崎はスポーツのメッカとして注目を集めている。食べ物もおいしく観光地も多く、魅力的な航空会社を選びたい」とPRに向けた意気込みを語った。

 宮崎号の初便は羽田行き6J56便で、午後0時20分(定刻午後0時)に乗客107人(うち幼児7人)を乗せて宮崎を出発した。

 ソラシドは宮崎県の情報誌を機内に置き、県とともに1年間全国へのピーアール活動を実施。東京・下北沢で3月12日から13日に開かれる県の観光紹介や特産品販売、宮崎の食が楽しめるイベント「みやざきひなたweeeek!!in 下北沢大学」に共同参加し、九州や宮崎の魅力を紹介していく。

宮崎空港を出発するソラシドの「日本のひなた宮崎号」=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

「日本のひなた宮崎号」の就航式典に参列する河野宮崎県知事ら=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

「日本のひなた宮崎号」の就航式典に参加したみやざき犬の(左から)ひぃくん、むぅちゃん、かぁくんとソラシドの客室乗務員=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

「日本のひなた宮崎号」の初便に搭乗する乗客=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

「日本のひなた宮崎号」初便の乗客に記念品を手渡すソラシドの髙橋社長=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

機体前方に貼られた50×30センチのデカール=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

機体後方上部に貼られた6.5×30メートルのデカールと下部に貼られた14×19.7メートルのデカール

宮崎空港を出発するソラシドの「日本のひなた宮崎号」を見送るみやざき犬と関係者=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

宮崎空港を出発するソラシドの「日本のひなた宮崎号」=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

宮崎空港を出発するソラシドの「日本のひなた宮崎号」=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

宮崎空港を離陸するソラシドの「日本のひなた宮崎号」を見送るみやざき犬と関係者=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

宮崎空港を離陸するソラシドの「日本のひなた宮崎号」を見送るソラシドの髙橋社長ら=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

宮崎空港を離陸し羽田へ向かうソラシドの「日本のひなた宮崎号」=16年2月1日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

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