- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

国内線CAの一日(後編) 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(29)

 Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは!客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD [1]」です。

 前回は「国内線CAの一日(前編)」と題し、国内線に乗務するCAのスケジュール(ショウアップからプリフライトチェックまで)についてご紹介しました (関連記事 [2])。

 今回は前回の続き、お客様の搭乗からCAの一日の乗務が終わるまでをご紹介します。

–記事の概要—
ボーディング
フライト中
着陸
デブリーフィング

ボーディング

シートベルト着用サインが消灯するとギャレーでサービスカートを準備=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 さあ、客室の準備が整いました! お客様のボーディング(搭乗)開始です。ボーディングはお客様が一気に押し寄せてくるため、CAのチームワークが一番発揮されます。

 お客様の手荷物整理から座席案内にはじまり、機内アナウンスを入れながら空港への忘れ物捜索や、お子様のおむつ交換にも応対するなど、CA同士の協力姿勢は必須。このチームワークがあるからこそ、お客様のさまざまなご要望に応えることができ、「安全に、快適に、定刻通りに」飛行機を出発させることができるのです。

 お客様が全員着席し、飛行機が無事にゲートを出発。機長の指示に従い、離陸前安全確認を終えたら、ジャンプ・シート(CA用座席)に着席します。

フライト中

 離陸後、シートベルト着用サインが消灯すると、CAはブリーフィングで打ち合わせた通りに