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JAL、ボストン線に787-9投入 成田-パリは再開

 日本航空(JAL/JL、9201)は1月20日、2016年度の路線計画を発表した。3月27日に始まる夏ダイヤから、成田-モスクワ線を現在の週3往復から最大週5往復に増便。ボーイング787-9型機の投入路線を拡大し、成田-ボストン線、クアラルンプール線の機材を大型化する。また、三沢空港の滑走路工事に伴い、7月から8月にかけて一時運休が生じる。

—記事の概要—
増減便
機材変更

増減便

JALが成田-ボストン線とクアラルンプール線に投入する787-9=15年6月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線の増便は、成田-モスクワ線を現在の週3往復(水・金・日)に月曜を追加し、3月27日から週4往復化。7月1日からは土曜を追加し、週5往復で夏場の旅客需要を取り込む。機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」を使用する。

 パリで発生した同時多発テロの影響で需要が大幅に落ち込み、3月15日まで運休中の成田-パリ線は、夏ダイヤでは成田発JL415便の出発時間を変更。現在の午後2時発を3月27日からは午前11時40分発とし、パリには午後5時10分に到着する。パリ発JL416便の運航スケジュールは変更しない。

 国内線は増便が