現地時間1月13日、東欧から初の日本直行便となるワルシャワ-成田線を開設したLOTポーランド航空(LOT/LO)。私(記者)は、14日の成田発の初便となるLO80便に搭乗した。日本ではまだなじみのない同社は、どのような感じなのか。現地の人はどのように感じているのか。ワルシャワはどういったところなのか──。駆け足でリポートする。
ワルシャワ・ショパン空港のカウンターで成田就航をアピール=16年1月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・しばらくは日本路線のみに乗務するCA
・力を入れる日本食
・音楽のジャンルは「岩」!?
・日本人に通じる「おもてなしの心」
・日本発初便はツアー客がメイン
・出入国審査官も日本就航を歓迎
・人々が多く集まるワルシャワ市内
しばらくは日本路線のみに乗務するCA
ワルシャワ行き初便を祝うヘッドカバー=16年1月14日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
当日、私はビジネスクラスに搭乗した。ヘッドレスト部分には、ワルシャワ行き初便を祝うカバーが付けられていた。18席あるビジネスクラスのうち、12席が埋まっていた。
日本路線には、日本語を話す客室乗務員(CA)が2人乗務。日本人が聞くと発音はたどたどしいものの、伝えようとする気持ちは伝わった。CAの1人は、「サービスがほかの路線とは異なるため、しばらくは日本路線のみに乗務する」と話した。同社の日本路線にかける意気込みが伝わる。
力を入れる日本食
食事は洋食2種類と和食2種類を用意。洋食はビーフかチキン、和食は鶏の唐揚げかヒラメを選択できる。飲み物はポーランド産のものを含むワイン7種類、ポーランドのビールなどのアルコール類、ソフトドリンクを用意する。
私は和食を選択。前菜として、冷たい