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年末年始、CAはどう過ごす? 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(27)

 Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは!客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD [1]」です。

 前回は、「酸素マスクの使用時間は15分?」と題し、酸素マスク使用時の注意点を含め、マスクが機内天井より落ちてきた際は、躊躇(ちゅうちょ)せずに付けていただきたい旨をお伝えしました (関連記事 [2])。

航空各社は多忙な年末年始を迎えている=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 クリスマスシーズンが終わり、街の雰囲気は忙しなく年越し準備へと向かっています。2015年も早いもので、一年の締めくくりの時期になりました。2016年まで残りわずか数日。皆様にとってどのような一年だったのでしょうか。
 
 航空会社にとって年末年始はお盆休みと並び、一年で一番忙しいとされる時期です。機内は故郷へ帰省される方や初日の出フライトを心待ちにされている方などで溢れ、初便から最終便まで満席の日々が続きます。

 普段よりも持ち込み手荷物の数は増え、お客様から頂くリクエスト数も非常に多くなります。すべてのお客様に、快適かつ安全に過ごしていただけるように、CAには普段以上にスピードを兼ね備えた丁寧な対応力が求められます。

普段とは違う?カウントダウンフライト

 CAは乗務中に年越しを迎えることもしばしばあります。年越しをして、乗務後に日付変更線を越え、機内でもう一度年越しのカウントダウンができたりすることも。

 お客様が起きている時間帯であれば、CAが