ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）が12月25日に発表した11月の利用実績によると、国際線旅客数は前年同月比11.1％増の63万7696人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は13.2％増の45億9193万1000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は17.3％増の33億702万2000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は2.5ポイント上昇し72.0％だった。
15年11月の利用率が国際線72.0％、国内線67.9％だったANA＝15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が前年同月比5.9％減の332万1293人、ASKは2.5％減の43億8599万4000座席キロ、RPKは4.7％減の29億7785万5000旅客キロ、搭乗率は1.9ポイント低下し67.9％となった。ASKは2カ月ぶりに、RPKと搭乗率は3カ月ぶりに前年を下回った。
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国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは