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787、サウスカロライナ製100機目がロールアウト

 ボーイングは現地時間12月17日、サウスカロライナ州ノースチャールストン工場製としては100機目となる787型機が、ロールアウトしたと発表した。

ノースチャールストン工場100機目となったアメリカン航空向け787-8=15年12月 PHOTO: Joshua Drake/Boeing

 100機目は標準型の787-8で、2016年にアメリカン航空(AAL/AA)へ引き渡される。現在、システムチェックや給油、エンジン始動を整備場で実施している。

 787の最終組立工場は、ワシントン州エバレットに最初の工場が建設され、ノースチャールストンは2カ所目。同工場製最初の機体は、エア・インディア(AIC/AI)向けの787-8で、2012年4月にロールアウトした。2014年11月には、長胴型となる787-9の最終組立を開始し、2015年3月にユナイテッド航空(UAL/UA)へ引き渡した。

 ノースチャールストン工場では、2017年から787の中で機体が最も大きい787-10の最終組立を開始する予定。

 同工場製の機体としては、全日本空輸(ANA/NH)が受領した787-9の特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(登録番号JA873A)などがある。R2-D2ジェットはノースチャールストンで最終組立後、エバレットで映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を描いた。

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Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]

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