ANAの15年度上期、国際線RPKがJAL上回る　利用率75.9％

　ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）は10月28日、2015年度上期（4月1日から9月30日まで）と9月単月の利用実績を発表した。上期の国際線旅客数は前年同期比13.3％増の406万2846人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は6.9％増の263億3373万3000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は11.2％増の199億8454万6000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は3.0ポイント上昇し75.9％だった。

　日本航空（JAL/JL、9201）の同期と比較すると、JALのASKは242億3959万6000座席キロ（前年同期比1.0％増）、RPKは193億963万5000人キロ（6.2％増）。ASK、RPKともに上回った。

15年度上期

　一方、国内線は旅客数が前年同期比1.7％減の