全日本空輸（ANA/NH）を傘下に持つANAホールディングス（9202）が10月28日に発表した2015年4-9月期（第2四半期）連結決算は、純利益が前年同期比50.9％増となる539億7400万円だった。
—記事の概要—
・訪日客取り込み奏功
・16年3月期通期見通し
訪日客取り込み奏功
15年4-9月期決算を発表するANAHDの平子取締役執行役員＝10月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
売上高は9112億2300万円（6.6％増）、営業利益は867億8600万円（49.8％増）、経常利益は829億8300万円（72.6％増）。営業利益率は9.5％（2.7ポイント上昇）となった。売上高と営業利益、経常利益は4-9月期として過去最高を記録した。訪日需要の取り込みが奏功した。
国際線の売上高は2596億円と、前年同期比で