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ANA、那覇空港のグラハン会社に出資 2社が経営統合

 那覇空港でグランドハンドリング(地上支援)を請け負うエアー沖縄とグランドシステム沖縄(GSO)は10月16日、2016年4月1日を目処に経営統合すると発表した。同日からANAホールディングス(9202)の資本参加を受け、ANAHD傘下に入る。出資比率は未定。

那覇空港のグランドハンドリング会社に出資するANA=15年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 那覇空港はANAグループが展開する「沖縄国際航空物流ハブ」やLCCなどの新規就航で、事業拡大が期待されている。ANAがグランドハンドリングを委託するエアー沖縄とGSOを経営統合し、グループに参画することで、効率的な事業体制を構築する。

 エアー沖縄は1964年12月設立。ANAカウンターでの発券や搭乗手続き、出発ゲートでの搭乗案内など、運航支援業務を請け負っている。GSOはエアー沖縄のグループ会社で、1981年7月設立。航空機の誘導やけん引、搭乗橋(PBB)業務、機内清掃など、グランドハンドリングを請け負っている。

関連リンク
ANAホールディングス [1]
エアー沖縄 [2]
グランドシステム沖縄 [3]

MROジャパン、米TRAXのERP選定 沖縄の新整備施設へ [4](15年7月27日)