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アラスカ航空、手荷物多く積める収納棚 737に新オプション採用

 ボーイングは現地時間10月9日、アラスカ航空(ASA/AS)が収納スペースを拡大した新型の手荷物収納棚(オーバーヘッド・ビン)を737型機に導入したと発表した。新オプション「スペース・ビン」により、収納スペースを48%拡大した。

アラスカ航空の737に採用されたバッグを2個多く収納できる「スペース・ビン」=PHOTO: 15年10月 Marian Lockhart/Boeing

 アラスカ航空はスペース・ビンのローンチカスタマー。ボーイングが737NG(次世代型737)と737 MAX向けの新オプションとして提供する。737NGはオプションで、737 MAXでは標準装備となった新内装仕様「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用した機体に取り付けられる。

 機内持込用バッグで換算すると、縦36センチ、横56センチ、奥行き23センチの標準的なサイズでは、現在の「ピボット・ビン」よりも2個多い6個のバッグを収納出来る。

 1機当たりのバッグ搭載量は、座席数が1クラス最大149席の737-700と737 MAX 7は90個から134個(44個増)に、189席の737-800と737 MAX 8は118個から178個(60個増)に、220席の737-900ERと737 MAX 9では132個から198個(66個増)に、それぞれ増える。

関連リンク
Alaska Airlines [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

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