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787の胴体不具合問題、全日空と日航向け納入影響なし

 ボーイング787型機の一部機体で製造中に胴体部分の不具合が見つかった問題で2月23日、これまでに製造された全機体が問題を抱えている可能性があるとブルームバーグやロイターが報じた。22日にシンガポールで会見したボーイング商業航空機部門のジェームズ・オルボーCEOのコメントを受けたもの。全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の787導入計画へ影響はあるのだろうか。問題発覚時に取材した両社に改めて現状を尋ねた。

787の後部胴体問題は今のところANAとJAL向けの納入に影響はないという=11年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今月に入り、製造中の787の後部胴体で炭素繊維複合材の外板と