IATA(国際航空運送協会)が現地時間9月4日に発表した2015年7月の世界旅客輸送実績によると、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比8.2%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は6.5%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.3ポイント上昇の83.6%だった。
IATAのトニー・タイラー事務総長兼CEO(最高経営責任者)は7月の結果について「概ね好調」と分析。今後数カ月は「世界経済の影響があるだろう」と見ている。
国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが