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IATAの15年7月旅客輸送実績、全世界の利用率83.6% 国内線米国88.4%、日本65.5%

 IATA(国際航空運送協会)が現地時間9月4日に発表した2015年7月の世界旅客輸送実績によると、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比8.2%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は6.5%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.3ポイント上昇の83.6%だった。

7月の国際線国内線合計の利用率は83.6%=14年3月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 IATAのトニー・タイラー事務総長兼CEO(最高経営責任者)は7月の結果について「概ね好調」と分析。今後数カ月は「世界経済の影響があるだろう」と見ている。

 国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが