Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは！ 客室乗務員（CA）経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD [1]」です。
前回は、「なぜ全席禁煙でトイレに灰皿？」と題し、全席禁煙の機内にも関わらず、なぜ化粧室に灰皿が備え付けられているのかを、航空法の歴史と安全上の観点からご紹介しました（関連記事 [2]）。
機内アナウンスの重要性
客室乗務員は機内アナウンスで安全の重要性を伝えている＝14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
「お座席にお座りの際は、シートベルトをしっかりとお締めください。お手荷物は、前の座席の下、また頭上の物入れにお入れください。壊れやすい物、水のでやすい物は、前の座席の下にお入れください。機内は化粧室を含め全席禁煙です。座席の背とテーブル、フットレスト、レッグレストは離陸後シートベルト着用サインが消えてからご利用ください」
飛行機に乗ったことのある方であれば、色々なタイミングでCAによる機内アナウンスを耳にされたことがあるでしょう。実はこの機内アナウンス、航空会社によっては