ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）が9月1日に発表した2015年7月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比14.5％増の70万9328人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は8.8％増の45億1575万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は13.2％増の35億2102万4000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は3.1ポイント上昇し78.0％だった。
7月の利用率が国際線78.0％、国内線61.8％だったANA＝15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
日本航空（JAL/JL、9201）の同月と比較すると、JALのASKは40億5644万5000座席キロ（前年同期比1.0％減）、RPKは32億9782万5000人キロ（5.7％増）。JALと比べてASK、RPKともに上回った。
一方、国内線は旅客数が前年同月比