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日航、4-6月期純利益が過去最高 稲盛名誉会長「儲かるから出資した会社はないだろう」

 日本航空(JAL)が8月2日に発表した2012年4-6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が前年同期比2.11倍の269億円となった。JALが四半期業績の公表を始めた03年以降の4-6月期では最高益を記録した。

 好業績を受けて、再上場や法人税免除、ジェットスター・ジャパン(JJP)への投資を疑問視する国会議員などの声が大きくなっている。これには稲盛和夫名誉会長と植木義晴社長は「誤解がある」(植木社長)と考えているようだ。

震災直後の第三者割当増資について「約束したのだから仕方がない、という感じだったのでは。決して“儲かるから”という理由で出資した会社はないだろう」と語る稲盛名誉会長=8月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 4-6月期の売上高は12.5%増の2867億円、営業費用は7.4%増の2553億円、営業利益は