国土交通省航空局(JCAB)は8月14日、2014年度に空港内で発生した「重大インシデント」は1件、「安全上の支障を及ぼす事態」は92件だったと発表した。航空事故は発生しなかった。
航空事故につながりかねない重大インシデントは、2014年8月12日午後0時33分に、長崎・壱岐空港の滑走路上で発生。バードストライク後の清掃中にヘリコプターが着陸を強行したもので、清掃作業員が無線機を携帯しなかったことから発生。負傷者は出なかった。これに対し、車両から離れる際には無線機を携帯するように周知した。
92件の安全上の支障を及ぼす事態のうち、制限区域内で