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日航機墜落から30年 植木社長、安全誓う「いかなる妥協、言い訳通用しない」

 乗客乗員520人が亡くなった日本航空123便墜落事故から、8月12日で30年が経った。12日は早朝から、多くの遺族や関係者らが墜落現場となった群馬県多野郡上野村の御巣鷹山を訪れた。

御巣鷹山の「昇魂之碑」に献花するJALの植木社長=8月12日午後1時半すぎ PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 事故から30年が経過したこともあり、歳を重ねた遺族からは「30年の節目だから登った」「今年が最後になるかもしれない」といった声が聞かれた。

 午前10時30分すぎからは、山頂付近にある「昇魂之碑」と「鎮魂の鐘」の前で、遺族会「8・12連絡会」が慰霊集会を開き、子供たちがシャボン玉を飛ばして30年目の供養を行った。

 2012年2月の社長就任以来、社長として4回目の慰霊登山となった日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は、午後1時30分ごろ昇魂之碑の前に到着して献花した。

 植木社長は