羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング（9706）の2015年4-6月期連結決算は、純利益が前年同期比30.0％増の24億3000万円だった。訪日外国人の増加などが奏功した。
15年4-6月期純利益が30％増加した日本空港ビルデング＝15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
売上高は484億3300万円（前年同期比24.1％増）、営業利益は29億900万円（21.8％増）、経常利益は35億4300万円（21.4％増）の増収増益となった。
羽田の国内線旅客は前年同期をわずかに下回ったが、免税店などを運営する羽田国際線ターミナルや成田空港、関西空港などの国際線旅客が訪日外国人の増加により、前年同期を上回った。
セグメント別では、家賃収入など施設管理運営業は、国内線ターミナルの事務所家賃などが見直しで前年同期を