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エアアジアJが接客訓練を公開 機内販売などに課題も

 2日後に就航を控えたエアアジア・ジャパン(WAJ)が7月30日、成田空港の施設やエアバスA320の実機を使って地上係員や客室乗務員が行う接客訓練「サービス体験会」を報道関係者に公開した。チェックインや機内販売のシミュレーションが行われた。

 WAJの社員や家族など関係者約130人が乗客役として参加。180人乗りのA320の機内は、低コスト航空会社(LCC)の平均的な搭乗率である70%台とほぼ同じ状態となった。

チェックインカウンター前でサインボードを掲げるエアアジア・ジャパンの地上係員=7月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 乗客たちは成田空港第2ターミナル1階にあるWAJのカウンター前に集合。午前9時からチェックインを開始し、保安検査を受けた後にA320へ搭乗した。機体までの移動は8月1日からと同様にバスで行った。

A320に搭乗する乗客役たち=7月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回の訓練は離陸せずに実施。想定した便は成田を午前10時30分に出発する福岡行き8543便で、訓練時間は90分間。ほぼ定刻にスタートし、