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シンガポール建国50周年塗装のA380、成田出発 9日は式典参加

 シンガポール建国50周年を記念した、シンガポール航空(SIA/SQ)のエアバスA380型機(登録番号9V-SKI)が8月4日、成田空港を午前11時7分に出発し、現地時間午後5時3分にシンガポールへ到着した。

成田空港を離陸するシンガポール航空A380の建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 特別塗装機を運航する便は、成田に午前8時着のシンガポール発SQ638便と、折り返しの午前11時10分に成田を出発するシンガポール行きSQ637便。4日と6日、7日に成田を発着する便に投入する。今後のスケジュールは、4日時点では未定。

 当初は3日から運航予定だったが、機材繰りの関係で7月25日に初飛来。3日は機材変更が生じたため、スケジュールに基づく運航としては4日が初の成田便での運航となった。

 建国50周年の特別塗装機は2機で、もう1機の登録番号は9V-SKJ。6月から順次就航し、シンガポール-北京、香港、ロンドン、ムンバイ、ニューデリー、上海、シドニー、チューリッヒ各線で、年末まで運航を予定している。

 8月9日にシンガポールで開かれる建国50周年記念式典「ナショナル・デイ・パレード(NDP)」では、この特別塗装機が儀礼飛行を行う。シンガポール航空がNDPの儀礼飛行に参加するのは、今回が初めて。

 特別塗装機には、シンガポール国旗をテーマにしたデザインが施されている。4基あるエンジンのうち、胴体側2基のエンジンカウルには建国50周年記念ロゴ「SG50」が描かれ、胴体下部には、NDPのロゴがあしらわれている。また、同社系LCCのスクート(SCO/TZ)も、50周年記念の特別塗装機(ボーイング787-9型機)を運航している。

 シンガポール航空では、建国50周年記念として7月から9月までの3カ月間、全クラスの機内食としてシンガポールの伝統料理を提供している。(成田到着時の記事はこちら [1]

成田空港を出発するシンガポール航空A380の建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港を出発するシンガポール航空A380の建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港を出発し滑走路へ向かうシンガポール航空A380の建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港を離陸するシンガポール航空A380の建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港を離陸しシンガポールへ向かう建国50周年特別塗装機=8月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
シンガポール航空 [2]

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