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エミレーツ航空、最後の777-200退役 ”白装束”でアリゾナへ

 エミレーツ航空(UAE/EK)はこのほど、同社最後のボーイング777-200型機(登録番号A6-EMF)を退役させた。ロゴや塗装などをはがして原状復帰し、“白装束”となった同機は現地時間7月14日、ドバイからボストン経由でアリゾナに向かった。

退役したエミレーツ航空の777-200「A6-EMF」(同社提供)

 エミレーツは同機を1996年10月に受領。以来、およそ6000万キロメートルを飛行した。これは地球と月を80往復する距離に相当する。機齢は18年9カ月だった。

 同社は機材の更新を進めている。2014年には7機の退役を完了。2015年は10機の退役を予定している。このうち777-200は3機、エアバスA340-500型機は8機退役させた。同社の平均機齢は6年3カ月。

 エミレーツ航空では、YouTubeにラストフライトの動画を掲載している。

関連リンク
The last flight of A6-EMF [1](YouTube、2分2秒)
エミレーツ航空 [2]