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調布の墜落事故が1位 先週の注目記事15年7月26日-8月1日

 7月26日から8月1日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、東京・調布で起きた単発プロペラ機パイパーPA-46-350P型機「マリブ・ミラージュ」(登録番号JA4060)が墜落した事故の記事でした。

墜落機JA4060「マリブ・ミラージュ」(シップ・アビエーションのサイトから)

 7月26日午前11時すぎ、日本エアロテック(東京・調布市)が管理するマリブ・ミラージュが、東京都調布市富士見町の住宅街に墜落。搭乗者の男性2人と住宅にいた女性1人が死亡しました。原因は調査中ですが、当時の気温や機体に積まれていた燃料、搭乗者数などから、事故機が離陸に必要なスピードを十分得られず、離陸直後から失速した可能性が指摘されています。

 このように、現時点ではさまざまな可能性が考えられますが、単発機や航空機の自家用使用、離陸した調布飛行場などが直ちに危険とは断定できません。仮に操縦ミスであれば、これらと今回の事故は、切り離して議論すべきものであると、記者(私)は考えています。一方、航空機事故は大小を問わず、たった1件であっても大きな波紋を呼ぶものであり、起こしてはならないものです。

 こうした事故で起こりがちな、憶測に基づいて世論を誤った方向に導く報道合戦もまた、起こしてはならないものです。弊紙では事故原因が明確になるまでは、本件については事実関係のみお伝えしていきます。

 第2位から4位までは、私がパリ航空ショーへ向かう際に乗った、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発パリ行きファーストクラスの搭乗記です。2位の