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国交省、イスラエル当局と成田乗り入れ合意 週14往復

 国土交通省は7月10日、イスラエルの航空当局との当局間協議で、成田空港に乗り入れることで合意したと発表した。コードシェアについても、第三国の航空会社との共同運航も可能とし、完全自由化で合意した。

 乗り入れは週14往復までで、両国の航空会社が路線を開設できる。

 日本とイスラエル間の航空協定は1999年4月23日に署名し、2000年1月20日発効。これまで、両国間に定期便の就航はない。チャーター便は2014年、関西空港発着のテルアビブ線を3往復、同国南部のオブダ線を1往復運航した。

 日本政府観光局(JNTO)の統計によると、両国の人的流動は、2013年はイスラエルから日本が1万4000人。日本から1万4000人がイスラエルに入国している。2014年はイスラエルから日本は1万9000人で、日本からの渡航者数は公表していない。

 航空交渉は7月7日と8日、都内で実施。日本側からは柳澤裕司・航空局首席航空交渉官らが、イスラエル側からはイシェイ・ドン・イェヒエ民間航空局国際課長らが出席した。

関連リンク
国土交通省 [1]

国交省、イスラエル当局と航空協議 7日と8日 [2](15年7月6日)