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エアバス、20年で3万2600機の需要予測 全世界で1200機増

 エアバスは6月15日から開かれたパリ航空ショーで、2015年から2034年までの20年間の民間航空機市場予測を発表した。今後20年間で航空輸送量は年平均で4.6%ずつ増加し、100席以上の旅客機約3万1800機と、10トン以上の貨物機約800機の約3万2600機の新造機が必要との見通しを示した。カタログ価格で換算すると、4兆9000億米ドル(約597兆8000億円)相当にのぼる。昨年の前回予測からは約1200機増えた。

パリ航空ショーで新造機の需要予測を発表するエアバスのジョン・リーヒー顧客担当COO=6月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現在世界で運航されている航空機1万9000機が2034年までに2倍以上に増加し、3万8500機になると予測。約1万3100機の経年機が、燃費の良い機体に置き換えられるとみている。

 航空輸送の成長は、中国や