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関空・伊丹運営権、オリックス連合が1次通過 来春移管へ

 新関西国際空港会社は6月12日、関西空港と伊丹空港の運営権売却に向けた1次審査を、オリックス(8591)と、仏空港運営会社ヴァンシ・エアポートによる企業連合が通過したと発表した。同時に、入札を経て選ばれる民間企業による新会社への事業移管を、当初予定していた2016年1月から3月末に延期することを明らかにした。

関空・伊丹の運営権売却1次審査はオリックス・ヴァンシ連合のみ通過=14年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 5月22日に開かれた1次審査には、オリックス・ヴァンシ連合のほか、海外の空港運営会社2社の計3社が応募。しかし、オリックス・ヴァンシ連合以外の2社は、国内のパートナー企業が見つからず、要件を満たせなかったことで1次審査を通過できなかった。

 2次審査は当初予定の6月15日から9月18日に延期。これに合わせて、優先交渉権者の選定や基本協定の締結は