Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは! 客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD [1]」です。
前回は、「CA就活生にオススメのドラマ・映画5選」と題し、CAや航空業界を題材にしたドラマ・映画をご紹介しました(関連記事 [2])。
さて皆さんは機内食と聞いて、どのようなことをイメージされますか? 機内食といえば、一昔前は「おいしくない」というイメージがつきものでした。
しかし今や、さまざまなレストラン・外食チェーンとのコラボレーションや、シェフが飛行機に乗り合わせ、レストランさながらの食事を出す航空会社があるなど、注目を浴びています。味もさることながら、各航空会社の工夫を感じることができるのも、機内食の楽しみのひとつですよね。
今回は現役・元CAに聞いた、機内食を通して見たCAの世界をご紹介します。
CAが遭遇する“機内食あるある”
機内食を食べ終えたら、トレイの上の小さな容器をきれいにまとめるべきか、迷ったことはありませんか?
機内食のプレートは、カートに一段一段収納していくため、容器を重ねて高くしてしまうと、収納できないことがあります。トレイの上の容器は重ねず、そのままにしておくのがよいでしょう。箸がカートに詰まってしまい、なかなか収納できずに焦ったという“CA機内食あるある”も。気圧の低い機内では、パンの袋が膨らみ、カートに詰まって取り出すのに苦労するというのも、“あるある”のひとつ。
パンには他のエピソードもあります。欧州ではバケットなど堅めのパンが主流ですが、