成田国際空港会社(NAA)は5月15日、2016年3月期の通期業績見通しについて、連結純利益が前期(15年3月期)比2.7%増の202億円を見込むと発表した。開港以来初の200億円超えを目指す。
売上高は2106億円(前期比3.7%増)、営業利益は362億円(6.5%減)、経常利益が307億円(7.9%減)。航空取扱量については、発着回数は23万5000回(2.8%増)、旅客数は3595万人(1.8%増)、貨物量は205万トン(1.1%減)、給油量は458万キロリットル(0.8%減)を見込む。
—記事の概要—
・発着、旅客数ともに増加
・15年3月期、非航空系が半数突破
発着、旅客数ともに増加
航空機発着回数は国内線・国内線のLCC(低コスト航空会社)などで増便や新規就航により前期を上回る見通し。航空旅客数は、国内線LCCの利用客増加や、アジアからの訪日客が好調に推移するとの見通しから、