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スターフライヤー、中期計画で国際チャーターや新制服検討

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、2015年度から2020年度までの5カ年の中期経営計画「“らしさ”の追求2020」を5月1日に発表した。自社の強みであるサービス品質へのこだわりを重視し、ブランド強化など4つの基本戦略を基に、国際線のチャーター便や客室仕様の変更、制服リニューアルなどを検討していく。

20年度までの中期計画を策定したスターフライヤー=15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2020年度末に、質へのこだわりで利用者から選ばれる企業を目指す。「強いブランド作り」「お客様アプローチ」「最上級のホスピタリティ」「信頼・安心」の4つを基本戦略に据えた。

 計画では、2016年度までの2年間を「フェーズ I(第1期)」と位置づけ、2017年度以降の成長戦略に備える。「フェーズ II(第2期)」の2017年度以降は、成長戦略を別途策定していく。

—記事の概要—
制服リニューアル検討
客室仕様見直しも
会計基準はIFRS検討

制服リニューアル検討

 ブランド作りでは、黒を基調としたコーポレートカラーや機体デザイン、ロゴマークは不変としながらも、制服やカウンター、ウェブサイトのデザインは個別に変更を検討していく。再定義したブランドについては、既存の使用規定を基にブランドイメージを管理するガイドラインを策定し、同社が目指すブランドの具現化や統一化を図る。

 利用者へのアプローチでは、